MAP 閉じる

検 索 閉じる

番組検索

番組キーワードから探す

番組名から探す

KBCマップ

エリア

全国のニュース

北方領土を眺め「一番外国に近い」 黄川田北方担当大臣「誤解あった」と釈明

政治

11/09 09:52


 高市内閣で初入閣した黄川田仁志沖縄・北方担当大臣が、北方領土をロシア領扱いしたとも受け取られかねない発言をして、その後、釈明に追われました。 ■北方領土眺め「外国に近い」
 8日、北海道根室市の納沙布岬を訪れた黄川田沖縄・北方担当大臣。対岸にある北方領土を見た感想を問われ…。 黄川田沖縄・北方担当大臣 「一番やはり外国に近い所ですから、目で感じるというのは大切だと思いますので」
 北方領土を外国扱いしたとも受け取れる発言で、日本政府の「北方領土は日本固有の領土」という立場とは相容れないものです。 ■総裁選会見で「顔濃い人」
 黄川田氏といえば記憶に新しいのが、高市氏の総裁選出馬会見での、その司会ぶりです。 黄川田氏 「そこの顔が濃い人」 高市氏 「何てこと言うの。顔が濃い?すみません」 黄川田氏 「手前の顔が白い、濃くない方」 高市氏 「すみません、司会者が」
 記者を容姿で指名する不用意な発言で、高市氏がすぐさま謝罪する事態となりました。黄川田氏は「不適切な表現」だったとして陳謝しています。 ■「誤解があった」と釈明
 その後、高市内閣で初入閣した矢先に飛び出したのが、北方領土を望む納沙布岬での8日の発言です。 黄川田沖縄・北方担当大臣 「一番やはり外国に近い所ですから、目で感じるというのは大切だと思いますので、若い人たちが足を運んでこの距離感をしっかり見てほしい」
 この発言の後、黄川田氏は根室市の「北方四島交流センター」で北方領土の元島民と懇談。その席上で「誤解があった」と釈明しました。 黄川田沖縄・北方担当大臣 「誤解を与えたとするならば今後、風が吹いている状況とかもちゃんと注意しながら、大臣として責任ある言葉をこれから発していきたいと思います」
 「誤解」とはどういうことなのでしょうか? 黄川田沖縄・北方担当大臣 「(根室)市長から『ここはアメリカ・カナダに近い外国のゲートウェーなんです』という話を受けまして、そういう説明があっての延長線上でというのはあります」
 根室市の市長から、納沙布岬は本土最東端の岬のため「外国に近い」との説明があったことを受けての発言だったと弁明。そのうえで、こう強調しました。 黄川田沖縄・北方担当大臣 「私はここに5回も来ているわけです。我が領土です、北方領土は。そこは、なんの間違いもありませんから。そういう形で言っているということです」 (「グッド!モーニング」2025年11月9日放送分より)

11月8日(土) の記事一覧