月内にガソリン税廃止法案成立を 野党要求
政治|
10/22 15:23
臨時国会の召集に伴って与野党の国会対策委員長が会談し、立憲民主党などの野党はガソリンの暫定税率を廃止する法案を今月中に成立させるよう与党に求めました。
立憲民主党
笠国対委員長
「やはり今、喫緊の課題は、この物価高に対する対策です。政治空白が長期化していなければ9月の下旬にも臨時国会が開かれて、もう今ぐらいには法案成立していて当然なんです」
自民党
梶山国対委員長
「皆さんにガソリンが安くなったなと感じてもらうためには、その中身も含めて詰めていかなくちゃならない。その中でまとめていくというのが仕事だと思っております」
ガソリンの暫定税率については年内に廃止することで与野党で合意しています。
野党側は「年内に実施することは譲れない一線だ」として関連法案を来週にも成立させるように求めていて、引き続き協議します。
また、自民党と日本維新の会が合意した議員定数の削減について、野党側は「2党で強引に進めるのは断じて許されない」とし、各党が参加する選挙制度に関する協議会で議論するよう求めました。
自民党は「しっかり協議する」と応じました。
これに先立って野党間で行われた国会対策委員長会談には、自民党との連立政権を離脱し野党となった公明党が初めて出席しました。