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「うなぎで食中毒」調理場から原因の菌を検出 手洗い不足も指摘 横浜市保健所

社会

08/05 22:34


 横浜市の京急百貨店で販売されたうなぎが原因とみられる集団食中毒で、保健所は、従業員の手洗いが不十分だったことや、調理場から原因となった菌を検出したことなどを明らかにしました。
 先月、京急百貨店などで販売された「日本橋
 鰻
 伊勢定」のうなぎ弁当やうなぎの蒲焼きを食べた人が、下痢や嘔吐(おうと)などの体調不良を訴えました。
 体調不良を訴えたのは今月5日までに159人いて、ほとんどが軽症だということです。
 また死亡原因は不明ですが、食事の後に90代の女性が亡くなっています。
 横浜市保健所は5日、調査結果を公表し、調理施設内で食中毒の原因とみられる黄色ブドウ球菌を検出したことや、調理に従事した従業員の手洗いが不十分で、手袋の着用の実態が認められなかったことなどを明らかにしました。
 販売店は営業禁止処分を受けていますが、現在も解除されていません。

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