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台風7号発生で関東直撃の恐れ 台風5号は東北地方を横断 お盆直撃…ダム緊急放流も

社会

08/13 10:04


 12日、台風5号が東北地方に上陸し、各地に大雨の被害をもたらしました。また、日本の南の海上では、13日午前に台風7号が発生しました。関東など東日本に接近する恐れがあります。 ■台風5号
 自転車並み速度で…東北横断
 日本三大鍾乳洞の一つで、国の天然記念物にも指定されている岩手県の龍泉洞。お盆休みを直撃した台風5号の影響で、書き入れ時の観光地も閉鎖になりました。
 12日朝、岩手県大船渡市に上陸した台風5号は、自転車並みのスピードで東北地方を横断し、岩手県では記録的な大雨となりました。
 久慈市の下戸鎖では、10日の降り始めから12日午後4時50分までの48時間の総雨量が481.5ミリを観測。平年の8月1カ月分の2.6倍の雨が降りました。
 市街地から500メートルほど離れた久慈川では、川が増水し、河川敷にあった遊具が水没しました。遊具だけでなく、河川敷にあった畑も水に沈んでしまいました。 近隣住民 「スイカを植えてました。あのスイカ、今ぷかぷか浮いてるのは、ちょうど食べ頃なの。もう…だめ」 ■警戒レベル5「緊急安全確保」一時発令
 同じく久慈市内を流れる長内川では、「これまでに経験のないような放水です。直ちに命を守る行動を」という緊急放流を告げるアナウンスが流れました。
 長内川上流にある滝ダムの水位が上がったため、緊急放流を開始しました。
 その影響で氾濫の恐れがあるとして、久慈市は一時、流域の住民8300人を対象に警戒レベル5にあたる緊急安全確保を出しました。その後、12日午後3時に解除されました。 避難した住民 「何時ごろ帰れるようになるか。夜に帰れるか不安。落ち着いたよと言われても、夜になれば歩けないから。帰っても不安だよね」
 岩泉町を流れる小本川は、氾濫危険水位を超えました。
 さらに、支流にある清水川では、激しい濁流によって護岸が崩れ落ち、ガードレールごとアスファルトの道路がえぐり取られた場所もありました。 ■台風7号発生
 週末にかけ関東直撃の恐れ
 台風5号は午前3時に熱帯低気圧へと変わりましたが、日本海側では断続的に激しい雨が続く見込みです。
 さらに、日本の南の海上で台風7号が発生しました。台風7号は発達しながら北上を続け、16日から17日ごろにかけて関東や東海、東北に強い勢力で近付く可能性が出てきています。 (「グッド!モーニング」2024年8月13日放送分より)

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