千葉「いすみ鉄道」脱線事故、10月末の運転再開目指す 会社側が会見
社会|
10/07 20:07
千葉県の「いすみ鉄道」は4日の列車の脱線事故から運休が続いていますが、7日の会見で今月末の復旧を目指すとしました。
いすみ鉄道株式会社
古竹孝一社長
「今回の脱線事故によりご不安ご不便をお掛けした皆様に対し、心よりおわび申し上げます」
4日、千葉県の南東部を走る「いすみ鉄道」で営業中の列車が脱線しました。
通学に利用していた高校生ら104人と運転手1人にけがはありませんでした。
いすみ鉄道は7日に会見を開き、原因について古竹社長は「車両の問題ではなく、保線の問題」と明らかにしましたが、詳しい理由については国の運輸安全委員会による調査結果を待つとしました。
いすみ鉄道は現在も全線で運転を見合わせていて、バスによる代行輸送を行っています。
列車の再開には全線での安全確認が必要だとしていて、10月末の復旧を目指したいとしています。