連合 来年の春闘で「賃上げ全体で5%以上・中小は6%以上」の要求方針を決定
社会|
11/28 16:10
労働団体の連合は来年の春闘で全体では5%以上の賃上げ、中小企業では6%以上の賃上げを求める方針を決定しました。
労働組合の中央組織「連合」は28日の中央委員会で来年の春闘の方針を決定しました。
基本給を引き上げる「ベースアップ」と定期昇給分を合わせて5%以上の賃上げを目指します。
また、中小企業の労働組合では企業規模による賃金格差を是正するとして、6%以上の賃上げを要求する方針です。
今年の春闘では33年ぶりに5%台の賃上げを達成しましたが、大手と中小の格差が広がったとして適切な価格転嫁に向けた取り組みの強化などを訴えました。
連合
芳野友子会長
「労働組合のない職場で働いている皆さんの、いわゆる底上げが大事。2024よりも2025は結果を求めていきたい」