正月の縁起物「門松」づくりが最盛期 栃木・宇都宮市
社会|
12/19 08:13
栃木県宇都宮市では正月の玄関に飾る縁起物の「門松」作りがピークを迎えています。
明治元年創業の「池田竹店」では、今月に入ってから新年用の「門松」作りが始まっています。
職人たちがきれいに切りそろえた青竹を3本束ね、わらで丁寧に包んで組み上げていきます。
竹は真っすぐではないため、隙間なくそろえるには熟練の技術が必要とされます。
縛り付けた縄の間に松の葉を添えるように差し込むと、緑艶やかで凛々しい「門松」が完成します。
サイズは3尺5寸、およそ1メートルの物から、7尺の2メートルを超えるものまであります。
池田竹店
池田昌可社長
「幸多い一年になっていただきたいなと思って、心を込めて作っておりますので、ぜひともそのような1年になって欲しいと思っております」
作業は今月26日まで続き、今年はおよそ160組ほどを作る予定だということで、栃木県内の企業などに出荷されます。