今年7月富士登山者数が減少 吉田ルートの通行料は去年から倍増
社会|
08/14 19:43

先月、山梨県側から富士山に登った人の数が去年の同じ月と比べて約12%減少しました。山梨県側の登山口では今年から登山者への対応が厳しくなっています。
山梨県などによりますと、今年7月に山梨県側から富士山に登った人は速報値で約5万9500人で、去年7月の6万8000人から約12%減少しました。
また、遭難者数は去年7月の3人に対し、先月は0人でした。
今月に入ってからは2人が遭難して死亡しています。
山梨県は今年から吉田ルートの5合目に常設のゲートを設置し、「弾丸登山」を防ぐ対策のほか、通行料を去年の2000円から倍増するなど、登山者の安全管理を厳しくしています。