東京・旧中川で慰霊灯籠流し 約3000人が飛び込むなどして犠牲に
社会|
08/16 02:54
終戦から80年を迎えた今月15日、東京大空襲で火の手を逃れようと川に飛び込んで命を落とした犠牲者を弔う「灯籠(とうろう)流し」が行われました。
終戦前の東京大空襲では約10万人が犠牲になりましたが、江東区と江戸川区の境を流れる旧中川では火の手を逃れようと約3000人が飛び込み、命を落としました。
その犠牲者を慰霊するため、約2000個の灯籠が川面に浮かべられました。
参加者
「『戦争が無くなってほしい』と書きました」
「色々な人が平和でいられるように願って流しました」
主催者は東京大空襲の惨事を通じて戦争のない平和な世界を訴えていきたいとしています。