警察署内で女性職員の体を触るわいせつな行為をしたなどとして、埼玉県警は27歳の男性巡査を停職処分としました。
　埼玉県の警察署に勤務する男性巡査は去年6月、警察署の執務室で20代の女性職員の体を触るわいせつな行為をしたとして停職1カ月の懲戒処分を受けました。
　また、男性は去年8月にも同じ警察署内で別の女性職員にもわいせつな行為をしようとしたということです。
　警察によりますと、男性巡査に関する相談が上司のもとに届き、関係者に聞き取りをしたところ事件が発覚しました。
　男性巡査は「性欲を満たすためにやってしまった」と話しています。
　男性巡査は不同意わいせつなどの容疑で今月21日に書類送検されました。
　男性巡査は退職する予定で、警察は「職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。