厚労省 来年度予算34兆円超を要求 高齢化・物価高など踏まえ4800億円増 過去最大
社会|
08/26 16:15

厚生労働省は、来年度予算の概算要求としておよそ34兆円を計上すると公表しました。高齢化や物価高なども踏まえ、前の年度より4800億円余り増えています。
厚労省は、高齢化・現役世代の減少など社会構造の変化に対応した「保健・医療・介護の構築」など3つの項目を柱に掲げています。
要求額は34兆7929億円で、今年度の当初予算より4865億円増え、過去最大の額になりました。
増額分のうち3516億円は年金や医療費などで、高齢化や物価高などを踏まえ加えられました。
診療報酬の改定などについては、予算編成の過程で検討するとしていて、年末までに最終的に決めるということです。