関東7都県で今年の地方別最低賃金の引き上げ額が示されました。関東で最も金額が高いのは東京都の1226円で、最も低い群馬県は78円引き上げ1000円を超える見込みとなりました。
　最低賃金は、企業が労働者に支払う最低限の時給で、厚労省の審議会は今年の引き上げの目安額を全国平均で63円と示しました。
　26日、群馬県の審議会で地方別最低賃金の額が示されました。
　現在の群馬県の最低賃金は985円ですが、そこから78円引き上げ1063円としました。
　答申通り引き上げられた場合、関東すべてで最低賃金が1000円を超えることになります。
　これで関東すべてで額が示され、金額が高い順に東京都1226円、神奈川県1225円、埼玉県1141円、千葉県1140円、茨城県1074円栃木県1068円となります。
　一方で群馬県での発効日は、関東で最も遅い来年3月1日としています。