東京都内の自宅で大麻を所持していたとして逮捕された俳優の清水尋也被告とともに、大麻を所持していた疑いで俳優の遠藤健慎容疑者（24）が警視庁に逮捕されました。
　俳優の遠藤健慎容疑者は1日、東京・杉並区にある清水尋也被告の自宅で清水被告とともに乾燥大麻およそ0.39グラムを所持していた疑いが持たれています。
　警視庁によりますと、およそ8カ月前から捜査していて、遠藤容疑者が清水被告の自宅に少なくとも5回以上出入りする様子を確認していました。
　取り調べに対し「清水の家で大麻のようなものを見ましたが、それは私のものではありません」「今まで大麻を持っていたり使用したりしたことはありません」と容疑を否認しています。
　「1日について、私は清水被告の家には行きました。翌日の朝まで家でチンチロやゲームをしていました」「トレーの中に植物片の塊1袋とフィルター巻紙が置いてあったのを記憶しています。私が清水被告の家に行ったらすでにあったもので、私は分かりません。家主である清水被告のものだと思います」とも話しているということです。
　遠藤容疑者と清水被告は数年前から映画やドラマなどで共演経験もありました。
　警視庁はこれまでに清水被告の他に、大麻の調達役とみられる20代の男ら3人を同じ容疑で逮捕しています。