気象庁は、伊豆諸島の八丈町に出していた大雨特別警報を警報に切り替えました。
　明け方に台風22号が通過した伊豆諸島南部では、断続的に激しい雨が降り記録的な大雨となりました。
　八丈島では明け方から朝にかけて、1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が相次ぎ発表されました。
　48時間に降った雨の量は500ミリに迫っていて、過去に経験したことのない大雨となっています。
　この大雨で気象庁は八丈町に対して大雨特別警報を発表していましたが、台風が次第に遠ざかり雨が弱まったため、9日午後2時30分に大雨警報に切り替えました。
　ただ、これまでの大雨で地盤が緩んでいる恐れがあるため、しばらくは崖など危ない場所には近付かないようにして下さい。