安倍元総理銃撃事件初公判 山上被告殺人の罪など認める
社会|
10/29 05:52
安倍元総理大臣が銃撃された事件の初公判が28日に行われ、山上徹也被告(45)は殺人の罪について認めました。
山上被告は2022年7月、奈良市で安倍晋三元総理を手製の銃で殺害したとし、殺人や銃刀法違反などの罪に問われています。
初公判で山上被告は「私がしたことに間違いありません」と、殺人などの罪を認めました。
検察は山上被告が旧統一教会への恨みを募らせ、安倍元総理を狙ったとしつつ、「生い立ち自体は刑罰を大きく左右するものではない」と主張しました。
弁護側は山上被告について、母親が教団に献金を続け家族の生活が困窮した生い立ちを説明したうえで、「犯行動機が刑の重さを量る際に重大な影響を及ぼすと考えている」としました。
今後、母親ら親族への証人尋問などが予定されています。





