文科省が「学校のクマ対策」検討を通知 危機管理マニュアルに盛り込むよう促す
社会|
10/30 15:27
文部科学省は各地でクマによる被害が相次いでいることを受け、全国の教育委員会などに学校でクマへの対策を検討するように通知を出しました。
クマによる被害を巡っては、全国での死者が11人に上るほか、学校が休校になるなど教育現場においても影響が出始めています。
文科省が30日付で出した通知では、環境省が作成した対応マニュアルや出没が多い北海道や東北地方などの取り組みを紹介したうえで、学校が防犯防災のために定めている危機管理マニュアルにクマへの対策を盛り込むよう促すことや必要に応じて通学路の点検や変更、クマが出没した時の安全対策や連絡体制などを検討するように求めています。
文科省は当初、来月中に通知する方針でしたが、政府がクマ対策について閣僚会議に格上げしたことなども受け、前倒しでの対応となりました。





