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【独自】クマと猟友会の“2日間”攻防を激撮 住宅近く「撃てない」ハンターの苦悩

社会

11/09 23:30

住宅近くに出没したクマと猟友会の2日間に渡る攻防を、番組のカメラが捉えました。 ■独自緊迫“2日間”の攻防連日クマを激撮 猛烈な勢いで何度も何度も箱わなにかみつきます。これは先月末、秋田県・東成瀬村で猟友会が捕獲したツキノワグマです。よく見ると、発達した犬歯と鋭いかぎ爪が確認できます。クマは人と遭遇した際、このような攻撃を主に顔面を狙って行うといいます。 そしてきのう8日、同じ村で―。 「今、東成瀬でクマを見つけました」 カメラの前、体長70センチほどのクマが住宅近くの柿の木にのぼります。実はこのクマ、正午すぎにも現れ―。 (撮影した住民)「何食ってんだ!声を出したら逃げて行った」 一度は立ち去ったものの、また戻ってきたと言います。 地元の猟友会が対応にあたりますが―。 (東成瀬村猟友会のハンター)「ここで撃てないもの」 目の前にクマがいても、住宅や道路が近く、銃で駆除するには、安全の確保が難しいと言います。 「ほう!ほう!」 木を叩いて揺らしたり、爆竹を投げ込んだりしますが―。 Q.全然動きませんね? (近くの住民)「もう慣れていたもん」 「あの柿の木に執着しちゃっている」 攻防が続く中、日が暮れて暗くなり、猟友会は木の下に箱わなを設置することに。 Q.かかりそうですか? 「わからん、それはわからん」 この日の早朝6時にふたたび出動。しかし、クマの姿は木の上にも箱わなの中にもありませんでした。 Q.捜索されるんですか? (東成瀬村猟友会のハンター)「はい。(クマが)向こうの山に行けるように」 きょう9日も、秋田県内ではクマによる人身被害が相次ぎ、3人がけがをしています。 11月9日『有働Times』より

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