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なぜ副首都構想に名乗り?福岡市長の思惑とは

社会

11/11 22:20


 国会でも議論が始まった副首都構想についてです。 日本維新の会
 中司幹事長 「まずは副首都に対する総理の考えを伺います」 高市総理大臣 「大災害発生時の危機管理機能のバックアップ、体制構築の観点から、いわゆる副首都構想については与党による協議体においてしっかり検討を進めていただきたいと考えております」
 この副首都構想、自民党と日本維新の会の連立合意文書に明記され、吉村代表が知事を務める大阪府と大阪市がすでに副首都の実現に向けた検討を進めています。 大阪府
 吉村知事 「東京での災害、万一の災害が発生した時、あるいはリスクが生じた時に大阪で代替する首都機能の具体化、大阪府市の二重行政の解消、これが重要だと思っています。副首都としての機能を本来的に果たすためには必要だと思っています」
 吉村知事が副首都になるうえで強調したのは府と市の二重行政を解消し、特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の実現でした。
 これに対し、SNSでは疑問の声も…。 X(旧ツイッター)への投稿 「結局これはステルス大阪都構想なのでは?」 「どうして大阪ありきになってるの?」 「南海トラフも想定すれば、大阪以外のほうがいい」
 そんななか、我が街ほど副首都に相応しいところはないと名乗りを上げた自治体が…。 福岡市
 高島宗一郎市長 「首都のバックアップ機能という言い方であれば、これは福岡はまさに適地だと私も思っています。それは南海トラフを想定した時に、同時被災のリスクが最も少ない大都市といえばこれは日本海側の福岡市だと思っておりますし」
 近い将来、起こると懸念される首都直下地震、南海トラフ巨大地震への備え、そして東京一極集中の解消と地方経済の活性化も期待されている副首都構想。
 なぜ福岡市が相応しいのか。そして、副首都になるには何が必要なのか。