軽井沢スキーバス事故 控訴審で改めて無罪主張 一審で実刑判決の社長ら 東京高裁
社会|
11/17 18:43
2016年に長野県軽井沢町でスキーバスが転落し15人が死亡した事故で、業務上過失致死傷の罪で一審で実刑判決を受けた運行会社の社長ら2人の控訴審が始まり、改めて無罪を主張しました。
2016年1月、東京から長野県内に向かっていたスキーツアーバスが軽井沢町の碓氷バイパスで道路脇に転落し、大学生13人と運転手2人が死亡しました。
この事故でバス運行会社「イーエスピー」の社長・高橋美作被告(64)と当時の運行管理者の荒井強被告(57)が業務上過失致死傷の罪で在宅起訴されました。
高橋被告と荒井被告は裁判で無罪を主張しましたが、一審の長野地裁は高橋被告に禁錮3年、荒井被告に禁錮4年の実刑判決を言い渡しました。
2人は判決を不服として控訴しました。
17日、東京高裁で控訴審の第1回が開かれ、2人はいずれも無罪を主張しました。
検察側は控訴を退けるよう求めました。
次回の裁判は来年3月に開かれます。





