茶道教室の生徒に対して資格に合格したなどと嘘をつき、登録手数料として現金120万円余りをだまし取ったとして、経営者の女が逮捕されました。
　渋沢宗麗こと渋沢麗扇容疑者（68）は去年、自身が経営する茶道教室に通う女性に対し、「待ちかねた教授おめでとうございます」などと茶道の資格である「教授」に合格したかのように嘘をつき、登録手数料として123万円をだまし取った疑いが持たれています。
　警視庁によりますと、渋沢容疑者は実際には資格の申請をしておらず、女性に対して偽の許可証を渡していました。
　取り調べに対し、「全然やっていません」と容疑を否認しています。
　警視庁は渋沢容疑者が同様の手口で他にも現金をだまし取っていたとみて調べています。