SNSで集めたメンバーで犯罪を繰り返す匿名・流動型のスカウトグループによる売春あっせん事件で、グループの男が違法に風俗店に女性を紹介したとして逮捕されました。
　解体された「アクセス」の元幹部・田中航哉容疑者（29）は去年、仲間と共謀し東京・品川区の風俗店に20代の女性を違法に紹介した疑いが持たれています。
　このほか、風俗店従業員の男2人が、女性を紹介した見返りとしての報酬「スカウトバック」を田中容疑者に支払ったとして逮捕されました。
　警視庁によりますと、田中容疑者は取り調べに対し容疑を認めていて、「毎月店にスカウトバックを取りに行っていた」と供述しています。
　6月の風営法改正後、警視庁がスカウトバックの事件を摘発したのは初めてです。