新宿駅周辺で帰宅困難者避難訓練 首都直下地震 新宿区では36万人の帰宅困難者
社会|
12/11 10:29
東京・新宿駅近くの高層ビルで、首都直下地震により多くの帰宅困難者が出た想定で訓練が行われました。
新宿駅近くにある新宿住友ビルで行われた訓練では、首都直下地震などにより公共交通機関が止まって多くの帰宅困難者が出た想定で、およそ100人が参加しました。
新宿区では首都直下地震により、最大36万人近くの帰宅困難者が出ることが予想されています。
4月から運用が始まった避難施設の情報の検索や、事前に施設の手続きなどができる東京都のシステム「キタコンDX」も訓練で使用されました。
キタコンDXは他にも、被害の状況や余震についての情報などもリアルタイムで確認できるということです。
訓練に参加した人
「いつも使ってる携帯にメッセージが来るのは安心感が得られました。(個人情報入力の)項目数もそんなに多くないですし、やりやすいと思いました」
新宿駅周辺のおよそ100の事業者などは、地域の防災力の向上をはかるための取り組みを続けていきたいとしています。





