障害者施設で利用者から現金1000万円超着服か 埼玉県が運営法人を行政処分
社会|
12/19 19:09
埼玉県朝霞市にある障害者支援施設の従業員が施設利用者から預かっていたキャッシュカードから約1000万円を引き出していたなどとして県が運営法人に対し行政処分を行いました。
埼玉県は19日、朝霞市の障害者支援施設「AMANEKU朝霞溝沼」を運営する「AMATUHI」に対し、新規利用者の受け入れを3カ月停止する行政処分を行ったと発表しました。
県によりますと、去年12月から今年6月にかけて、施設の従業員が利用者から預かっていたキャッシュカードから約986万円を引き出したほか、同じ利用者の家族から受け取った小遣い約84万円を着服したということです。
別の利用者の金も約77万円着服していました。
AMATUHIは利用者に全額を返還したうえで、着服した従業員を懲戒解雇したということです。
AMATUHIは「再発防止に向けた取り組みを徹底的に遂行し、信頼を回復できるよう努めて参ります」とコメントしています。





