「圧倒的な立場の差利用」 映画監督に懲役10年求刑 女性らに乱暴した罪で起訴
社会|
12/23 14:05
俳優を目指す女性らに乱暴した罪に問われている映画監督の男に、検察側は懲役10年を求刑しました。
映画監督の榊英雄被告(55)は2015年と2016年に、当時20代の女性2人に対し「演技指導」などと称して乱暴した罪に問われています。
23日の論告で検察側は「圧倒的な立場の差を利用したもので、卑劣で悪質というほかない」と指摘し、榊被告に懲役10年を求刑しました。
弁護側は「女性側はキャスティングを得られることを期待し、自ら連絡を取っていた」として無罪を主張しました。
最後に榊被告は「私は冤罪(えんざい)で無罪です」と述べました。
裁判は23日で結審し、判決は来年3月6日の予定です。





