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年末に“強烈寒気”襲来 警報級の大雪か 配送に影響?

社会

12/25 18:09


 “強烈寒気”の影響で週末にかけ警報級の大雪になる恐れがあります。早くも各地で対策が始まっています。
 北では積雪ゼロの青森に雪。これはまだ嵐の前の静けさ。この後、各地で急激に荒れる恐れがあります。
 東京もクリスマスの夜は再び雨。25日に1ミリ以上の雨が降った場合、イブとクリスマス2日連続で雨が降るのは49年ぶりのことです。
 この後、日本列島には強烈な寒気が流れ込み、大雪をもたらすJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発生も予想され、日本海側では警報級の大雪となる可能性があります。
 帰省が始まるこの時期にやってきた寒気。鳥取ではすでに警戒が強まっています。
 大雪が見込まれるためJR東海は25日、サンライズ瀬戸・出雲号の運転を全区間で取りやめると発表しました。
 年末の大雪。2021年には寒波が襲来。この時の積雪は41センチ。高速道路の入り口ではトレーラーが立ち往生しました。
 今回、鳥取県内では多い所で50センチ前後の雪が降ると予想されています。
 大雪を警戒し、予防的通行止めも。ネクスコ西日本によると、岡山県の落合ジャンクションから鳥取の米子インターチェンジの間で、この後、26日午前0時から通行止めとする可能性があるということです。
 米子市内の運送会社はすでに対策を始めていました。 ドライバー 「(Q.いつもと違うのは?)あす雪が降るので、前の日に集荷する。いつもよりちょっと荷物が増える」
 悪天候になる前に前倒しで取引先へ向かい、25日に集荷してしまうそうです。
 特産の白ねぎとブロッコリーを次々と積み上げます。
 もし高速道路が通行止めになり、迂回ルートを走れることになれば倍以上の時間がかかるそうです。 小椋運送
 小椋暢介社長 「県外のトラックも走っていますし雪の走行に慣れていない人も多々いるので、そういう人がスタックで立ち往生ですとか」
 雪の中では運転にも気を遣います。 小椋運送
 小椋暢介社長 「こういった携帯トイレ、一応持たせています」
 立ち往生に備えてスコップや携帯トイレ、食料などを持って走っているそうです。
 雪に警戒が強まる場所がある一方で、兵庫県香美町のスキー場では雪乞い神事が行われました。
 去年のクリスマスは53センチ積雪がありましたが、今年はゼロ。雪不足のためオープンを延期しています。 旅館経営者 「もう本当に神様お願いしますという感じ」
 こうした積雪ゼロの地域もこの後、雪が降る可能性があります。
 26日は日本海側に加え、太平洋側の一部にも雪雲が流れ込む可能性があります。名古屋市や京都市でも雪が舞うかもしれません。

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