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関越自動車道多重事故で現場から新たな遺体 死者2人けが26人に

社会

12/27 13:38


 群馬県の関越道で起きた多重事故で、現場から性別などが分からない遺体が新たに見つかりました。死者は合わせて2人となり、26人がけがをしています。
 26日午後7時半、関越道の水上インターチェンジ付近で「玉突き事故が発生して集団災害」と通報がありました。
 警察によりますと、中型トラックに大型トラックが衝突したのをきっかけに、合わせて67台が絡む事故が起きました。
 そのうち1台から火が出て、周辺にあった合わせて20台が燃えたということです。
 この事故で東京・調布市の脇田美雪さん(77)が死亡し、現場から身元や性別が分からない遺体が新たに見つかりました。
 26人がけがをしていて、このうち5人が重傷です。
 当時、現場では雪が降っていて、警察は車両がスリップしたとみて詳しい状況を調べています。
 関越道の湯沢インターチェンジと月夜野インターチェンジの間では、現在も通行止めが続いています。
 解除までに相当な時間がかかる見込みで、NEXCO東日本は関越道を利用した外出を控えるよう求め、やむを得ず利用する場合は上信越道や磐越道などへの迂回(うかい)を呼び掛けています。

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