飲酒の数値基準厳しく 事故の遺族らが法務大臣に要望
社会|
01/16 23:58
悪質な交通事故に適用される「危険運転致死傷罪」の見直し議論で取りまとめた飲酒の数値基準などを巡り、事故の遺族らで作る団体が数値をより厳しくするよう法務大臣に要望しました。
遺族団体の共同代表
佐藤悦子さん
「法の適用によって、苦しみ、涙を流す遺族がいなくなりますように」
見直しについて議論している法制審議会の部会は去年12月に飲酒運転でのアルコール濃度について、呼気1リットルあたり0.5ミリグラム以上の場合などとする要綱案を取りまとめています。
これに対し、遺族らで作る団体が16日に平口法務大臣に要望書を手渡しました。
要望書では呼気1リットルあたり0.3ミリグラム以上とすることや数値基準が事実上の下限にならないよう運用指針に明記することなどを求めています。
団体の共同代表で飲酒運転のひき逃げ事故で息子を亡くした佐藤悦子さんは、要望書を提出した後の会見で次のように述べました。
遺族団体の共同代表
佐藤悦子さん
「数値がはっきりすることで、危険運転はここからなんだと、そういう数値が示されるというふうに思っていました。ところがふたを開けてみると、法制審の示した数字はあまりにも高すぎる」
提出された要望書も検討したうえで、要綱案は今後、法務大臣に答申される予定です。





