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黒崎愛海さん不明事件 チリ人の元交際相手に終身刑 検察側の求刑(禁錮30年)上回る

社会

03/26 21:22


 フランスで留学中だった黒崎愛海さん(当時21)が行方不明となった事件で、フランスの裁判所が殺人罪に問われたチリ人の元交際相手に対して求刑(禁錮30年)を上回る「終身刑」を言い渡しました。
 黒崎愛海さんは10年前、留学中のフランス東部・ブザンソンで行方不明となり、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ被告(35)が殺人罪で起訴されました。
 遺体は発見されておらず、事件当日にセペダ被告と黒崎さんが過ごしていた学生寮の部屋から悲鳴が聞こえたことやレンタカーの位置情報から事件後被告が遺棄現場とみられる川や森の周辺に長時間滞在していたことなど、状況証拠の積み重ねによって1審、2審ともにセペダ被告に禁錮28年の判決を言い渡しました。
 しかし、2審の証人だった警察官が手続きを経ずに追加捜査をしていたことなどが発覚し、フランスの最高裁にあたる破棄院が去年2月、2審判決を破棄しました。
 今月17日から始まった3回目の公判となる「差し戻し控訴審」でもセペダ被告は無罪を主張し、26日午前の審理では「私は殺していない」と涙ながらに訴えました。
 非公開の合議を経て裁判所は26日午後、セペダ被告に対して検察側の求刑(禁錮30年)を上回る「終身刑」を言い渡しました。
 フランスでは刑事裁判で慰謝料などを請求することができ、裁判所は被告に対し、黒崎さんの家族らに合わせて13万5000ユーロ、約2500万円を支払うように命じました。
 判決後、セペダ被告の弁護士はフランスの最高裁にあたる破棄院に上告する方針を明らかにしています。

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