京都男児死亡 いつ、どこに遺体を遺棄?“朝ごはんまで生存”その後の容疑者の行動は
社会|
04/19 23:30
京都府・南丹市で安達結希さんの遺体が遺棄された事件。遺体は、いつ、どこに、どのように遺棄され、移されたのか。容疑者の逮捕から3日、警察はきょう19日も自宅周辺などで捜査を行いました。
■京都11歳男児・遺棄場所は“複数”
(草薙和輝アナウンサー)「いま捜査車両が複数台、私たちの目の前を通過していきました。結希さんの自宅の方へ向かっていきました。」
「今複数台、車両が結希さんの自宅に到着しました。かなり今あわただしくなっています。」
安達容疑者の逮捕から3日、自宅前には警察官の姿が…
(草薙和輝アナウンサー)「到着した車両から複数人出てきましたね。何かを話し合っています。」
(鳥羽諭史ディレクター)「午後1時半です。今、自宅の方へ1台車が入って行きました。」
この後、捜査員が自宅へと入ったとみられます。自宅近くの別荘地にも…
(山本将司ディレクター)「容疑者の自宅付近の別荘地の中心なんですが、警察車両、そして警察関係者でしょうか、集まって何か話しているのが分かります。」
この一帯は、7日に、大規模捜索が行われた場所。
(山本将司ディレクター)「家の中に1人捜査員でしょうか、入って行きましたね。中で聞き込みを行っているのでしょうか。」
Q.今、聞き込み来ていたがどんな内容?
「『普段こっちに住んでますか』、みたいな感じ。『いつから来てますか』って…」
こちらは容疑者の自宅。捜査員が入って約4時間半が経ちました。
(草薙和輝アナウンサー)「時刻はまもなく午後6時です。自宅の前に止められていた捜査員の車が今出てきました。自宅に到着してから4時間半ほど止まっていたことになります。捜査員を乗せた車が今、自宅を後にしていきます。」
死体遺棄の容疑で逮捕された安達優季容疑者。遺体を数カ所に移動させ、隠したと見られています。
■複数場所に…観光地のトイレも?
遺体は、いつ、どこに、どのように遺棄され、移されたのか…遺体発見現場では、きのう18日も…
(草薙和輝アナウンサー)「あちらは捜査員ですかね、このあたり結希さんの遺体が見つかった現場なんですが、今その現場の方から警察官が歩いてきました。まだ何か捜査をしているんでしょうか」
別の場所でも…
「こちら規制線が張られてますね、亡くなった結希さんの自宅から車で5分ほどの距離、この先の道を行くと結希さんの自宅があるんですが、今その手前で規制線が張られています、中に入れない状態ですね。捜査員の姿が見えますね、鑑識の姿も見えます。規制線の中にある公衆トイレなどを調べているようです。」
警察が、死体遺棄容疑の関連場所とみて現場検証をしたのは、市内の観光地である「るり渓」の公衆トイレ周辺。どういう場所なのか…改めて行ってみると…
「警察は公衆トイレの裏のスペースも捜索を行っていました。トイレの裏に来てみると、ご覧のように広いスペースがあります。横には清流も流れています。ただ時間によっては、人目につきやすい場所のようにも感じます。」
安達容疑者は逮捕前の調べに対し「首を絞めつけて殺害した」という趣旨の話をしています。
亡くなった11歳の安達結希さん。遺棄現場には、献花台が設けられ花やお菓子が手向けられていました。
■不明翌々日 “黒い車”追い映像回収か
行方不明が判明した日の朝、結希さんは自宅で朝食をとる様子が確認されています。その後、「学校まで送り、別の場所で殺害、その場に遺棄した」という趣旨の話をする安達容疑者。
警察はどのタイミングで疑いを強めたのでしょうか…これは、安達容疑者のものと見られる車を捉えた防犯カメラの映像。
警察は結希さんが行方不明になった2日後に初めて、確認に来たといいます。
(防犯カメラを設置 自動車販売店の店長)「最初、警察が来たときは、聞いても何の件かは一切教えてくれなかった。ただ『防犯カメラを見せて欲しい』それだけ。」
「3月25日に初めて警察が来ていたと思うので、その中で『黒のカローラ』というのが聞こえていたのでその車を探しているんだなと思っていました。警察は3月19日からの映像を持っていっています。」
学校から約2km南にある自動車販売店。警察は結希さんが最後に登校した先月19日以降の映像を調べていたといいます。
それ以前の映像にも、警察が探していた黒い車が映っていました。この後、男性は自販機で飲み物を買います。
(自動車販売店の店長)「朝の早い時間に、すごいスピードで入ってきて、頭からドーンと止めて自販機で飲み物を購入。なかなか荒っぽい運転の人やなと思って、印象に残っている。特徴は髪の毛ちょっと長くて、あと眼鏡をかけて週の半分は見ていたと思う。」
それが朝のルーティンだったようで、何度も同じ行動が見られました。
そして、行方不明から3日後には、自宅に大勢の警察官の姿が…
調べていたのは、あの黒い車でした。そこには、白いヘアキャップを付け、立ち会う安達容疑者の姿も…
捜査員が車に乗り込み、ブレーキランプが点灯。カーナビでしょうか…指を差し、画面をスクロールする様子も…捜査員はその画面をしきりに撮影していました。
黒い幕で覆った場所に、毛布のようなものを持ち込む捜査員。何かを念入りに調べていました。そして逮捕後のおととい17日、警察はこの黒い車を押収。
(坂谷康介カメラマン)「自宅にある安達容疑者の車が積載車に載せられています。車にはカバーがかけられています。」
捜査関係者によると、ドライブレコーダーを解析したところ、行方不明当日の朝に小学校近くまで車が移動している様子は記録されているものの、映像の一部が欠落していたことが分かりました。
■どうやって?
“複数場所に遺棄”の謎
ドライブレコーダーから消されたデータ。そこには、何が記録されていたのでしょうか…
事態が動いたのは、行方不明から6日後、消防団が3日間捜索したはずの山中から結希さんのリュックを親族が発見します。リュックが発見された場所に改めて行ってみると…
「結希さんのリュックが見つかった林道です。このあたりはガードレールがなく、ご覧のように道の下にはたくんくのゴミが投棄されています。この昼間の時間帯であっても人通りが少ないことはもちろん、車が通る様子もあまり見られません。」
リュックは投げ捨てられたのでしょうか…ここは、安達容疑者の勤務先に続く道です。
これはリュック発見から2日後の安達容疑者。複数の店舗に情報提供を呼び掛けるチラシを配っていました。
(チラシを受け取った人)「動揺もなく来られたので『この子知りませんか』みたいに言ってきて、『このビラ、チラシお店に貼ってもらうことできますか』って言われて、息子じゃないですか一応、自分の子がいなくなったのになんでこんな冷静でいられるのかが私はちょっと理解できなかったぐらい、もう普通の感じです。」
今月7日には、安達容疑者の自宅近くの裏山で大規模な捜索が行われ、その後も、場所を移しながら捜索が続けられました。
進展があったのは12日。
「いま、鑑識が、山のほうへと向かっていきます。捜査員が袋に入った何かを警察犬に嗅がせています。」
(浅井あかりカメラマン)「テントの下に靴のようなものが見えました。黒い靴のようなものが見えました。」
結希さんのものとみられる黒のスニーカーが発見されました。その現場は…
「結希さんのものとみられる靴が見つかったのはこの当たりの山です。道路を見てみますと、アスファルトで舗装はされていますが、木々が散乱するなど、普段は車や人が通るような場所には見えません。そして下を見てみますと、たくさんのゴミが散乱しているのも分かります。」
ここは自宅から約3.5kmと、リュックの現場よりさらに自宅に近い場所です。そして、翌日…
13日午後4時45分ごろ、結希さんの遺体が見つかりました。捜査関係者によると、警察はスマートフォンの位置情報の履歴などから、遺体発見に至ったといいます。
「結希さんの遺体が見つかった現場へと続く道です。こちらの道幅見てみますと、車一台が通れるほどの広さとなっていまして、わだちもあります。」
さらに奥へと進むと…
「このあたりが遺体が見つかった現場で、警察が作業をしていた場所なんですが、このあたりもかなりの量のごみが捨てられています。こうして奥に進んでいきますと、ご覧のようにうっそうとした森のようになっています、足元もかなりの量の雑草が生えていて、わだちもありません。土地勘のない人がふらっと立ち入るような場所には感じられません。」
警察によると、遺体は仰向けで倒れており、埋められていたり、落ち葉などはかかっていなかったと言います。
結希さんの死因については、いまだ分かっておらず、動機についても明らかにされていません。
4月19日『有働Times』より





