福岡市のクリニックに一時停止の緊急命令 厚労省の要請に従わず再生医療を継続
社会|
04/21 21:49
再生医療の治療の停止を要請されていたにもかかわらず継続したなどとして、厚生労働省は福岡市のクリニックに治療の一時停止などの緊急命令を出しました。
緊急命令が出されたのは福岡市の「トリニティクリニック福岡」です。
厚労省は3月、東京都内のクリニックで再生医療を受けた患者が死亡したとして、都内のクリニックに一時停止の緊急命令を出していました。
トリニティ・クリニック福岡では、都内のクリニックと同じ韓国の施設などで加工された細胞を治療に使っていました。
厚労省は治療の停止を3月と4月に要請しましたが、治療は継続されていたということです。
また、厚労省によりますと、このクリニックで2023年、慢性的な痛みの治療として脂肪から採った細胞を加工して投与する治療を受けた男女5人がその後、発熱や吐き気などの体調不良を訴えました。
そのうち1人は症状が悪化して入院したということです。
しかし、クリニックは必要な国への報告や原因の調査を行わずにその後も治療を継続していました。
これらのことを受け、厚労省は今月21日付で再生医療を一時停止するなどの緊急命令を出しました。
他にも国内5つのクリニックが韓国などの施設で加工された細胞を治療に使っていて、一部では患者が体調不良を訴える例が確認されているとして、厚労省は実態の把握を進めています。





