消火阻む“2つの要因” 「飛び火」の威力2km以上も
社会|
04/23 19:32
風によって、今回の山林火災では「飛び火」が発生し、延焼の一因となっているとみられています。消火活動のカギを検証します。
■「飛び火」の威力
2km以上も
火災発生から一夜明け、延焼範囲は拡大し続けています。
22日は2カ所から煙が上がっているのが見えましたが…23日朝は至る所から白煙が上がり、範囲が広がっているのが分かります。
燃え広がる要因として考えられるのが、強風による「飛び火」です。
消防
「飛び火により北側の山林のほうに延焼していった」
22日、近くの釜石では最大瞬間風速21.3メートルの強い風を観測。
小鎚地区の住人
「最初こっちだったの。家が焼けてね…それが飛び火して川の向かいのあっちの山に…向かいに越えていった、向こう側に。風はこんなもんじゃない、すごかった」
夜、小鎚地区を上空から撮影した映像には、ホースで放水するも火の粉が舞い、勢いが収まらない様子が映っています。
大槌町消防団
芳賀潤副団長
「(Q.燃え広がった特徴は?)やっぱり風、風と乾燥。炎が出る、放水する、下火になる、火の粉が舞うなので隣に移る」
もう一つの吉里吉里地区でも、火の粉が飛ぶ様子がカメラに移っていました。
火の粉による飛び火はどのようにして拡大していくのでしょうか。
これは2023年に名古屋市で起きた工場火災の映像です。赤外線カメラに切り替えると、無数の火の粉が風に乗って飛んでいくのが分かります。
東京消防庁によると、飛ぶ距離は通常50メートルから200メートルほどですが、2キロ以上飛ぶこともあるそうです。
■消火阻む“2つの要因”
実際に去年、神奈川県で起きた山火事でも…。
大槌町ではヘリコプターなどによる消火活動が続いていますが、広範囲での延焼が続いています。





