“トクリュウ”疑問を解説 なぜ急増? 狙われるサインは
社会|
05/22 19:22
匿名流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」とみられる事件が相次いでいます。巻き込まれないためにどうすれば良いのでしょうか。
■なぜ急増?狙われるサインは
先週起きた栃木県の強盗殺人事件をはじめ、今相次いでいる匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」による犯行。
70代
「変な組織があるんじゃないの。“トクリュウ”はどうやって出てきた?」
答えてくれるのは、犯罪ジャーナリストの石原行雄さん。
犯罪ジャーナリスト
石原行雄氏
「なぜトクリュウが台頭してきたかというと、私の分析では、暴力団が弱体化したから。しかも高齢化も進んでいて、今暴力団員は50代以上が過半数。仕方なく、かつて半グレと言われた人間に下請けに出す。さらにその人間がSNSなどで集めた、きのうまで素人だった人間に実行役をやらせる」
過去に怖い思いをしたという女性もいます。
70代
「自宅にいらないものありませんかとか、色々来る。そしたら『他には?金とか指輪ないですか?』って、すごくしつこいんですよ。『見せてください』とか『顔を立ててください』とか、こうやって情報集めてるのかなと」
犯罪ジャーナリスト
石原行雄氏
「まさにそれが怖いところ。不用品回収を装った下見も手口としてある。2人組のうち1人が別のフロアを案内している間に、ここに押し入れがある、ここに金庫があるとか。1人が家人を拘束している間にもう1人が徹底的にリサーチする」
これは愛知県警が過去に窃盗グループから押収したメモの一部です。
手書きで書かれた家の間取り、2階の物置に「金品」の文字もあります。入念な下見が行われているのが分かります。
50代
「下見も怖いな…。どういう人が見ているのか。怪しいか下見しているかも分からないから」
犯罪ジャーナリスト
石原行雄氏
「闇バイト強盗は必ず下見する。押し入るメンバー(実行役)が素人だから。典型的なのはポストや門柱に記号、数字、○×を書く。石や木の枝を置く。車両を動かすとき邪魔だから動かす。この車きょう動いたなと、動かす時間が特定できる」
他にも、植木鉢や自転車も動かされていたら要注意です。
犯罪ジャーナリスト
石原行雄氏
「通報が済んだら速やかに(マーキングを)消す。『この家は目が行き届いているからやめておこう』と判断される」
さらにこんな疑問も。
50代
「電話が“トクリュウに関係するか”気になる。在宅時間調べられてるとか、アンケートで家族構成聞かれたり情報集めているかも」
犯罪ジャーナリスト
石原行雄氏
「闇名簿というものをスタートにして犯罪を仕掛けてくる。闇名簿の中で引っかかった人だけを抽出してカモリストを作っているケースがある。最初の犯罪に引っかかることで次々と犯罪に。もっと資産があるなら手っ取り早く強盗仕掛ければいいとか。1回被害に遭うことでより悪質な被害に次々と狙われる可能性がある。“最初の犯罪のアプローチを食い止める”ことが非常に大切」





