「レベル5大雨特別警報」時の車の運転に注意呼びかけ 千葉豪雨受け 内閣府など
社会|
08/26 13:48
内閣府や気象庁などは、千葉県の豪雨で死傷者や車両の浸水などの被害が拡大したことを受け、「レベル5大雨特別警報」が発表された時には「むやみに移動せずに安全な場所で待機するよう」呼び掛けました。
■「レベル5」は“避難”できない状況
内閣府、警察庁、消防庁、国土交通省、気象庁は、連名で「レベル5大雨特別警報」が発表された時に取るべき行動を示すチラシを公開しました。
5段階の警戒レベルのうち、「レベル5」は災害がすでに発生している可能性が極めて高く、安全な避難が難しい状況です。
気象庁などは「レベル5大雨特別警報」が発表された時は、「すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。
むやみに移動せず今いる場所よりも安全な場所へ移動して身の安全を確保しましょう」と呼びかけました。
■「むやみな移動を控える」ことが重要に
具体的には、雨で増水した河川や用水路のほか、農地や作物、道路などが水をかぶった状態のような冠水した場所には絶対に近付かないことが重要だとしています。
特に地下施設やアンダーパスは短時間で浸水する危険があるため、注意が必要です。
また浸水した時に水の深さが30センチ以上となる「低地」も要注意だとしています。
大雨の際には、自分のいる場所が河川の氾濫だけでなく、市街地や住宅地などで浸水を起こす「内水氾濫」のリスクが含まれるかどうか、自治体が公表しているハザードマップなどで確認するよう呼びかけました。
■30センチ程度の浸水でも走行不能に
さらに、「レベル5大雨特別警報」が発表された時に車を運転する場合は、「浸水が懸念される時は車での移動を控えてください。冠水した道路への進入は命に関わる危険があります。安全を最優先に行動しましょう」と呼びかけました。
特に車はわずか30センチ程度の浸水でも走行不能になる場合があるとしています。
また浸水してエンジンが止まり水圧が高まってくると、窓やドアが開かなくなる恐れがあるとして、やむを得ず車を使う場合は窓を簡単に割れる脱出用のハンマーをすぐに使える位置に設置するよう求めています。
■千葉豪雨では3000台以上の被害
13日の千葉豪雨では浸水した車の故障が相次ぎ一時、県内で3000台以上の車両が路上に放置されました。
走行中の車が浸水すると、車の前部にある吸気口や後部のマフラーが浸水するとエンジンが停止し、再始動しなくなる恐れがあります。
その後、水深が車の床面を超えると、電気装置が損傷し、自動スライドドアやパワーウインドが故障してドアの高さの半分を超えると、ドアを内側からはほぼ開けられなくなる可能性が高いとしています。
また、速度が大きいと浸水しやすくなるとしていて、「徒歩」または早めの避難を心がけ、やむを得ず車を使う場合は冠水した道路を避けることが重要だと指摘しています。
■「レベル4避難指示」までに避難が重要
気象庁から警戒レベル5に相当する「レベル5特別警報」が発表された時には、「災害が発生している可能性が高い」ため、安全な避難が難しい状況です。
そのため、気象庁が警戒レベル4に相当する「レベル4危険警報」を発表した場合や、市町村から「警戒レベル4避難指示」が出される段階までに避難を始めるように呼びかけました。
特に最新の気象状況や避難情報をテレビやラジオ、インターネットなどで確認し、ひとりひとりが対策を行うことが重要だとしています。







