伊勢神宮近くの商店街火事 発生から一夜 58棟燃える「出火原因は?」
社会|
09/01 18:49
三重県の伊勢神宮近くの商店街で起きた火事は発生から24時間以上が経ちましたが、いまだ鎮火していません。58棟が焼けた火災の出火原因は何だったのでしょうか。
■発生から一夜
58棟燃える
火事の原因究明が進むなか…。
実家が商店街の履物店
「私の母と妹がこちらの商店街に住んでいて…」
商店街の関係者が当時の緊迫した状況を語りました。
実家が商店街の履物店
「母は店にいて、何も持たずに全部なくなって何も持たずに逃げました」
現場は三重県伊勢市の伊勢神宮近く。近鉄宇治山田駅の前にある明倫商店街です。
発生から約1時間後の映像。火は先月31日午後7時半すぎにほぼ消し止められましたが…。
一夜明けた商店街のアーケードは焼け落ち、黒い骨組みがあらわに。市によりますと、58棟が燃えたことが分かりました。
商店街付近のマンションから商店街を見てみると辺り一面、まだ白い煙が充満していることが分かります。
焦げ臭さもまだ残っている状況で、焼けてしまったトタン、アーケードの枠組みが積み重なるように残っています。
商店街全体が焼けてしまったということが分かります。
発足からまもなく80年の明倫商店街。52の店舗が立ち並び、そのうち約半数が営業していたといいます。
商店街で婦人服店を経営
「店は僕が生まれた時からやっている。火の勢いがむちゃくちゃ強い。現金だけ持って袋に入れて逃げた」
実家が商店街の履物店
「思い出すと涙しか出てこない」
商店街の履物店が実家だという消防団員の男性。当時、店にいた母親は火災発生直後に避難し、無事だったそうです。
実家が商店街の履物店
「ここで私も育ったので。今はもうなくなってしまったが、誰も(現場に)入らないようにとにかく地域を守らなくちゃいけないので、我慢してやります」
■出火原因は?
なぜ火事は起きたのか…。
警察と消防は現場検証を始めていますが、出火原因の特定には時間がかかる可能性も。
危機管理防災アドバイザー
元東京消防庁
田中章さん
「鍵になるのは誰が通報したか、誰が火災を発見したか、初期消火をしたか。火災になったすぐそばにいた人の証言が非常に重要になってくる。今回は商店街に空き店舗が多かったということで、調査が大変な作業になるのかなと。焼損面積が広いので、(原因特定に)2、3カ月かかるか」
これまでにけが人などの情報は入っていませんが、現場近くの249世帯に避難指示が出ています。







