無効票3票を改めて吟味した結果「1票は有効」…で、逆転当選 59年ぶりの珍事
社会|
09/30 20:15
■無効→有効で“逆転当選”なぜ
6月に行われた長崎県の南島原市議会議員選挙で無効となった3票が改めて吟味されました。
市議選では、最後の1議席を巡って小田原文氏(45)と永池充宏氏(70)が同数で並んだため、公職選挙法に基づくくじ引きの結果、小田原氏の当選が決まりました。
落選となった永池氏の審査申し立てを受け、県の選挙管理委員会が再点検したのが3票です。
左側は「みつひろ」という名前は一致するものの苗字が違うとして、真ん中は中村候補の可能性もあるとして、いずれも無効と判断。
残る1票については「2文字目は1文字目と3文字目との連続性を踏まえると、全体として永池氏の苗字に近似することなどから『が』と書こうとして書き得なかった結果、生じた筆跡と認められる。また、4文字目は文字の一部を書こうとしたものの未完成となったものと見受けられる。したがって申立人の有効投票と判断する」と裁決が下りました。
未完成ながら「ながいけ」と書こうとしていたと認め、有効票と判断。当選無効となった小田原氏は裁決を受け入れる意向で、永池氏の当選が決まる見通しです。
当選
永池充宏氏
「もろ手を挙げて喜ぶのではなくて、やはり選挙を戦うというのは厳しいことだなと痛感しましたよね」
無効票の再点検で当落が入れ替わるのは長崎県では59年ぶりの珍事です。







