台風25号被害の千葉 浸水地域で水が引くも“今後に不安”…30号の影響は
社会|
10/18 18:13
台風25号による甚大な被害からまもなく1カ月です。千葉県では浸水した地域もようやく水が引きましたが、住民からは今後への不安の声も聞こえてきます。
■台風25号被害も“今後に不安”
18日、上空から撮影した千葉県酒々井町。空き地に並ぶ多くの車。そのすぐそばでは地面が大きく崩れ、今も土砂に埋もれたままの車が見られます。
先月の台風25号による豪雨で馬橋川の上流にある盛り土が崩落。土砂が川をせき止め、周辺の住宅地では水が引かない状態が続きました。
浸水が解消したのは、発生からおよそ3週間が経った13日のことです。
防塵服に身を包み、自宅の片付けに追われていたのは床上浸水の被害に遭った65歳の女性です。家の中には泥が残り、水が引いても暮らしを取り戻すには程遠い状況です。
床上浸水の被害
山本富美さん
「水道は出て大丈夫なんですけれど、電気が通らないと何もできない。真っ暗だし、動くこともできないし、掃除もできないし、住めたものではないですね」
台風25号は印旛沼の堤防、3地区4カ所を決壊させました。浸水被害は広範囲に及びました。そのため、印旛沼では堤防を設ける工事が急ピッチで進められ、15日にようやく緊急復旧が完了しました。ただ、完成したのは“仮の堤防”で、あくまで応急的なものです。
こうしたなか、被災地で気掛かりなのが台風30号の影響です。台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、秋雨前線の活動が活発になるため今後は本州でも激しい雨が降る見込みです。被害の爪痕が残る被災地でも、再び天気が崩れる恐れがあります。







