能登地方で最大震度5弱 新幹線車内が停電で真っ暗
社会|
11/27 05:52
26日夜、石川県能登地方で最大震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
26日午後10時47分ごろ、石川県西方沖を震源とするマグニチュード6.6の地震がありました。
この地震で輪島市と志賀町で震度5弱を観測しています。
消防などによりますと、津幡町で70代の女性が揺れに驚いてベッドに顔をぶつけた際に鼻から出血し、病院に搬送されたということです。
志賀町の町民
「(揺れが)長く感じた、30秒くらいですかね。結構、横揺れが強い。地震が来てからアラーム(緊急地震速報)が鳴った」
北陸電力によりますと、志賀原発のモニタリングポストの数値に変化はなく、外部への放射能の影響はないということです。
志賀原発では、1号機・2号機ともに定期検査で運転を停止しています。
車内アナウンス
「能登地方を震源とする震度5弱の地震が発生したため、この列車、停電が発生しています」
JR西日本金沢支社によりますと、北陸新幹線は地震発生直後から金沢駅と富山駅の間の上下線で運転を見合わせましたが、27日午前2時33分に運転を再開しました。
気象庁は今回の地震は元日に起きた能登半島地震に伴う一連の活動としていて、今後、約1週間は同程度の揺れに注意するよう呼び掛けています。