まもなく全国戦没者追悼式 遺族ら3000人が参列 最年長は98歳
社会|
08/15 11:46
終戦から15日で80年を迎えました。東京の日本武道館では、まもなく政府主催の全国戦没者追悼式が開かれます。
(社会部・織田妃美記者報告)
再び猛暑が戻るなか、遺族らは会場まで歩いて入っていきました。
今年は遺族らおよそ3000人や天皇皇后両陛下、政府関係者らが参列しています。
参列した遺族の最年長は去年に引き続き98歳の長屋昭次さんです。
8歳年の離れた兄の保さんは出征先の中国で肺結核のため亡くなりました。
最年長の参列者
長屋昭次さん
「1つの節目です。空襲を受けたことと戦時中の厳しい訓練を今でも忘れられません」
また今年初めて、戦後生まれの参列者が全体の5割を超えました。
参列者の最年少は3歳の片山純矢君です。
曽祖母の伊藤早苗さん(85)が戦後80年の節目にと連れてきたそうです。
式典では、正午に黙祷(もくとう)が捧げられます。