H3ロケット8号機の打ち上げ失敗 衛星を予定の軌道に投入できず 文部科学省
社会|
12/22 13:58
文部科学省は、H3ロケット8号機の打ち上げに失敗したと明らかにしました。搭載した「みちびき5号機」を予定の軌道に投入できなかったとしています。
22日、H3ロケット8号機は鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられましたが、JAXAはおよそ30分後に第2段エンジンが予定より早く燃焼を終了したと発表し、その後の状況を確認していました。
これを受けて文科省は対策本部の会合を開き、搭載した準天頂衛星システム「みちびき5号機」を予定の軌道に投入できず、打ち上げは失敗したと明らかにしました。
文科省は早急に打ち上げ失敗の原因を把握したいとしています。
H3ロケット8号機は当初12月7日に打ち上げ予定でしたが、搭載する機器の不具合や、打ち上げ直前に地上設備に異常が確認されたことから、2度にわたって打ち上げが延期されていました。





