インカレ最終日、最後の種目となる男子4×200mフリーリレー。この種目をもって今年の男子総合優勝校が決まり、会場の盛り上がりは最高潮になります。 世界大会出場経験などを持つ選手たちが多く出場し、混戦が予想されたこの種目。 最初にレースを引っ張ったのは明治大学でした。1泳の清水博斗選手（明治大学3年）は自身のベストを更新する1：48.11で泳ぎ、トップで2泳につなげます。 明治大学の2泳は世界水泳福岡代表の五味智信選手（4年）。100m自由形で優勝している実力者です。しかし隣を泳ぐ日本大学の2泳、パリオリンピックリレー代表の柳本幸之介選手（3年）が一気に追い上げを見せ、日本大学が先頭になります。 3泳もわずかに日本大学がリードする展開で、互いに譲らず4泳へ。 明治大学の4泳は400m自由形で優勝している田渕海斗選手（明治大学4年）。日本大学の4泳・北川選手をとらえると、ラスト100mで一気に突き放しにかかった明治大学。そのままこのレースを制しました。田渕選手は「100回大会の終わりで優勝できたことは最高」と話し、チームメイトたちと喜びをあらわにしました。 男子4×200mフリーリレー結果 1.明治大学（清水・五味・渡辺・田渕）
　7：15.33 2.日本大学（小方・柳本・千葉・北川）
　7：16.29 3.東洋大学（松下・坊岡・福田・牧野）
　7：18.03 明治大学はこの種目をもって男子総合連覇を達成。個人種目・団体種目ともに圧倒的な強さを見せつける結果となりました。 男子総合結果 1.明治大
　489.0点 2.近畿大
　366.0点 3.中京大
　332.5点 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。