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投手・大谷翔平の新たな一面 五十嵐亮太がエンゼルス戦での投球を徹底解説

スポーツ

08/17 12:55


 大谷投手として次回の登板は21日のロッキーズ戦とみられています。前回は復帰後初めて5回のマウンドに上がりました。注目されたのはエンゼルス・トラウト選手との対戦。その中で新たな一面が垣間見えたんです。 ■大谷×トラウト
 見えた新たな一面
 14日、古巣・エンゼルスを相手に復帰後最長の5回途中まで投げた「投手・大谷翔平(31)」。 「球数がこれまでで最多になりますし、その中で球速が最後まで落ちなかったところを見ると、長いイニングが投げられることが証明された」
 そう語るのは、元メジャーリーガーの五十嵐亮太さん(46)。エンゼルス戦での投球を徹底解説します。
 まずは、大谷投手の盟友・トラウト選手(34)とのメジャー初対決。2023年のWBC決勝以来の対戦となりました。 「自分のいいボールを投げ続けないと抑えられる相手ではないというところもあって、力の入り方が違ったなと見ていて感じました。元々チームメート同士で、どこか楽しんでいるというのもあったと思います」
 全米が注目する2人の対決。第1打席の5球目。 「ツーボールツーストライクになってから、ちょっと力が入る。この5球目のまっすぐで決めにいきたかったと思います」
 5球続けてストレートを投げた大谷投手。6球目はスライダー。見逃し三振を奪います。
 五十嵐さんは、トラウト選手との初対決で大谷投手の新たな一面を感じたようで…。 「トラウト選手も(変化球が)いつ来るんだと頭の中であったはずなんです。最後の1球がインコースに決まったけれど、ああいった配球はこれまであまりしなかったので、何かインパクトのある抑え方をしたなと感じました」
 続く第2打席では、今度もストレートで追い込むと、この日最速、162キロのストレートでトラウト選手を2打席連続三振。 「これは手が出なかったと思います。外のボール球に手を出さないように意識が強い中で、外いっぱいに来たらなかなか難しい。大谷選手も他のバッターにこういったボールを投げていたかというと、そういうわけではないので、やっぱりバッターを見て力の入れるところとそうじゃないところのメリハリがはっきり出た対戦でした」
 5回途中、80球を投げ4失点で降板した大谷投手。今回見えた課題とは? 「今回ストレートでの空振りがあまりなかったんですよ、前回と比較して。だからストレートで空振りが取れるピッチングができると、より他のボールも生きてくるので、次回はストレートの修正がポイントになります」
 大谷投手の変化球を生かすストレートを武器に、次回、復帰後初勝利を目指します。 (「グッド!モーニング」2025年8月17日放送より)

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