石破総理 ベトナム・フィリピン訪問へ トランプ関税や中国をにらみ連携強化
政治|
04/27 12:13
石破総理大臣は27日から4日間の日程でベトナムとフィリピンを訪問するため、午前、日本を出発しました。
石破総理はトランプ関税を巡り自由貿易体制の重要性を改めて確認し、協力して対応する姿勢をアピールします。
石破総理大臣
「(東南アジアは)自由で開かれたインド太平洋というものを実現するにあたって、非常に重要な役割をしめている。日本と東南アジアの協力というのは極めて重要」
石破総理は南シナ海への強引な進出を強める中国を念頭に、安全保障面でも連携強化を打ち出します。
最初に訪問するベトナムには先週、中国の習近平国家主席が訪れたばかりで、防衛装備品の供与で進展を図ります。
フィリピンでは、中国と日々向き合う沿岸警備隊を視察するなど、関係強化を図ります。
また、両国の日系企業からトランプ関税の影響について直接、聞き取る予定です。
米中の動きを意識しながら、日本にとって重要な東南アジアで存在感を高めることができるかが鍵となります。
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