福島県で製造の「水素」都内で継続利用へ 都営バスなどでの使用を開始
社会|
05/20 15:40
福島県で二酸化炭素を排出せずに製造した水素を都内で継続的に利用しようと、東京都は都営バスなどでの使用を開始しました。
福島県浪江町にある施設「FH2R」では、太陽光発電を使って二酸化炭素を排出せずに水道水から水素を製造しています。
東京都は、20日から毎月「FH2R」の水素2600立方メートルを都内に運搬し、江東区にある水素ステーションでの提供を開始しました。
小池都知事
「水素エネルギーの社会実装、そして福島県の復興がうまく相まって加速していくことを期待しております」
この水素ステーションでは、都営交通の燃料電池バスも水素の充填を行います。
都は今後、FH2Rの水素を取り扱う水素ステーションを拡大したい考えです。