【KIYAMA LOVERS】『煎茶ジェラート』基山の『鶴製茶』無農薬栽培粉末緑茶を使った絶品和製ジェラート!

九州の交通網の要!緑豊かで暮らしやすいまち! 佐賀県基山町の愛すべきヒト・モノ・コトを《ジモタイムズWish》スタッフが体験リポートする連載企画【KIYAMA LOVERS(基山ラバーズ)】。今回は基山町の自然が育んだ絶品ジェラートをご紹介します。


絶品ジェラートを求めてやって来たのは、春はツツジ、秋は紅葉の名所としても有名な大興善寺のお膝元にある『鶴製茶』直売所。その歴史は創業50年以上。栽培から製茶・販売まで自社で行いながら、基山の地で親子3代にわたってお茶作りに携わってきた老舗茶舗だ。

『鶴製茶』の茶畑があるのは町を見渡せる標高300m以上の高地。広さはおよそヤフオクドーム1個分。広大な茶畑で無農薬栽培にこだわったお茶作りをしている。無農薬栽培されているお茶の割合は全国でも2~3割程度。それだけ手間がかかる分、その茶葉は大変希少なもの。そんな『鶴製茶』の茶葉は「佐賀県特別栽培農産物」の認定・認証を受けている。

脊振山系の清らかな水が流れ、朝晩の寒暖差が大きく深い霧で湿度が保たれる土地で、50年以上かけて大切に育まれてきた強い樹木から生まれる『鶴製茶』の茶葉は、驚くほどツヤツヤとしていて柔らかい。生育を見極めながら、最高のタイミングで、一つひとつ手摘して、自家工場で手揉みや火入れなど丁寧に製茶される。そんなこだわりが詰まったお茶は、トロリとした口当たりで、まろやかな苦味と甘味を備えつつも、後口はスッキリ。お茶本来の生命力溢れる味わいが評判を呼び、今ではヨーロッパを中心に輸出され、海外にもファンを増やしている。

その『鶴製茶』の茶葉を使ったジェラートがこちらの『煎茶ジェラート』(1個300円)。生みの親は『鶴製茶』3代目の靏健寿さん。「日本で初めてお茶栽培が始まったといわれる脊振山系に連なる基山のお茶のおいしさを多くの人に知ってもらって、お茶の文化に触れる一つの入口になれば」という想いが実った逸品だ。開発にあたっては、佐賀県鹿島市にある『塚島ファーム』に協力を仰ぎ、甘さは控えめ、後味はスッキリに、お茶本来のおいしさを楽しんでもらえるようにこだわった。使用しているのはその年の採れた新茶を使った無農薬栽培粉末緑茶。無農薬栽培にこだわり、生産から加工まで自分たちで行う『鶴製茶』だからこそできる煎茶の味わいだ。そして、その緑茶の味を引き立ててくれるのが『塚島ファーム』の自家製牛乳。そんな佐賀のこだわり生産者がタッグを組んで創り出したご当地ジェラートは毎年大好評。通販で全国発送もされている。

直売所ではたくさんの種類の茶葉を購入できる。おすすめは『特上煎茶』(80g1200円)。単身者や贈答用に可愛らしいおしゃれなパッケージに小分けされたもの(40g600円)もあるのでお土産にも最適。取材中にも「ここのお茶じゃなきゃね」と常連の夫妻が遠くからわざわざ車を走らせてやって来ていた。

たかがお茶だけど、されどお茶なり。親子3代、こだわりのお茶職人が、基山の大自然と共に生み出したお茶の奥には、人の想いが紡がれた物語という深い味わいがある。絶品の煎茶ジェラートと共にぜひ味わってみてください。


■ 鶴製茶 直売所
住所 佐賀県三養基郡基山町園部3735
担当者 靏健寿(つるたけひさ)
携帯 080-1784-7157
電話 0942-92-2165
FAX 0942-85-9700
営業時間 8:30~17:00
定休日 不定
駐車場 あり

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