完全予約制!陶芸家夫婦のこだわりがつまった空間で堪能する“器”と“蕎麦”~ふるさとWish香春町~

「器と蕎麦 井坐(せいざ)」

福岡県田川郡香春町にある「器と蕎麦 井坐(せいざ)」。陶芸家である井原哲さん、スズ子さん夫妻が純和風の一軒家をリノベーションし、2023年6月にオープンしました。井原さん夫婦の名前の“井”と、ゆっくりくつろいでもらいたいという思いの“坐”を組み合わせて「井坐(せいざ)」という名前にしたそうです。

和モダンな雰囲気が広がる店内。庭園を眺めることができる席もあり、季節の移ろいを味わえる落ち着いた空間となっています。カウンター席もあるので、ひとりでも食事を楽しむことができますよ。テーブルは哲さんが作り、スズ子さんが色を塗ったそう。また、哲さんが作った壺や花器、スズ子さんが作った羊毛フェルトのぬいぐるみやちりめん細工の人形など、夫婦で作ったこだわりの品々が飾られています。

「海老天もり蕎麦」

大川紫磨リポーターが席に着くと、哲さんが「海老天もり蕎麦」を持ってきてくれました。「使っている焼き物はすべて主人と私の手作りです」とスズ子さん。どの器も、料理をさらに美味しく見せるデザイン。ここでも2人のこだわりを感じられます。そのこだわりは器だけではなく蕎麦にも―。「器と蕎麦 井坐」の蕎麦は、蕎麦粉と小麦粉の割合が10:2の外二(そとに)という配合で作っているそう。蕎麦つゆも付いていますが「まずは蕎麦の味をそのまま味わってください」と哲さん。試食した大川リポーターは「コシがあって、蕎麦の香りがふわ~っと鼻から抜けていきます。のどごしも良いですね!」と蕎麦本来の味を堪能した様子。塩や薄口しょうゆも置いていて、蕎麦つゆで食べる前にぜひこちらを付けて蕎麦を食べていただきたいそうです。

「鴨つけ御前」

「器と蕎麦 井坐」では、蕎麦のコース料理も楽しめます。今回準備していただいたのは「鴨つけ御膳」。蕎麦と鴨肉が入ったつゆ、前菜、蕎麦粉を使った蕎麦豆腐、ご飯、甘味とコーヒーがついたボリュームあるメニューとなっています。

井原哲さん(左)、井原スズ子さん(中央)、大川紫磨リポーター(右)

店内には、ギャラリーも併設。井原さん夫婦が作った作品を購入することができます。食事で使用している器も販売していますよ。「肩肘張らず、使っている人にもゆったり楽しんでもらえるような、そんな器になれば」と話す哲さん。食事を待つ間に、ギャラリーを楽しむのもおすすめですよ。「器と蕎麦 井坐」は前日までの完全予約制。来月6月から1カ月間お休みされるので、気になる方はお早めにご予約を♪



器と蕎麦 井坐(せいざ)
福岡県田川郡香春町中津原133-1
0947-23-0647(予約の電話は営業時間外にお願いいたします)
営業時間:11:00~15:00
金、土、日曜のみの営業
※割れ物があるため、10歳未満のお子さまはご遠慮下さい
※前日までの完全予約制

※この情報は、お昼の情報番組「Wish+(プラス)」(2024年4月23日放送、アイタカーリポーター:大川 紫磨)でお届けしました。

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