潮風と築120年の木もれ陽に包まれて。食卓の時間をそっと彩る、津屋崎生まれのクラフトビール『ミチクサ醸造所』(福岡・福津市)【Oasis~心の休息地をめぐる旅~】
■潮風薫る津屋崎の路地奥へ。築120年の扉を開けた先に広がる、ノスタルジックな空間
潮騒が心地よく響く、福岡県福津市津屋崎。どこか懐かしい街並みを歩いていくと、海のすぐそばで静かに佇む築120年ほどの元旅館が現れます。重厚な扉をそっと開けると、ふわりと漂う麦の香りと温かな木の質感。かつて多くの旅人が体を休めたその場所に足を踏み入れた瞬間、誰もが「なんだここは」と胸を掴まれるような不思議なときめきに包まれます。時がゆったりと流れるこの一角で生まれたのが、今回の目的地「ミチクサ醸造所」です。
■「働く」と「暮らす」を重ね合わせて。東京から移住した夫婦が選んだ、自分たちらしい生き方
醸造所を営むのは、江藤彰洋さんと瑤子さん夫婦。もともと東京で忙しい日々を送っていた二人は、仕事と日常が切り離された生活に違和感を抱き、「暮らすことと働くことをもっと近づけたい」と津屋崎への移住を決めました。
効率だけを考えれば決して仕込みやすいとは言えない古い建物ですが、二人にとっては「どこで作るか」も大切なものづくりの一部。今では「家族でやっているんだよね」と子どもたちに言われるほど、日々の暮らしとビール造りがひとつの生活の中に溶け込んでいます。
■刻まれた記憶と新しい命の調和。絶妙な夫婦のバランスが生み出す居心地の良さ
古い木造の柱が支える歴史ある空間の中に、整然と並ぶ美しい発酵タンク。不便ささえも愛おしむような温かい雰囲気が、訪れる人の心をすっと解きほぐしてくれます。ビール造りの深みへまっすぐに向き合う職人肌の彰洋さんと、ラベル貼りや発送を通してその熱い想いを優しく届ける瑤子さん。お互いの得意なことを尊重し、補い合うお二人の柔らかな空気感が、この場所の居心地の良さをつくっています。
■食卓の主役をそっと引き立てる一杯。窓枠のラベルに想いを込めたクラフトビール「FOC」
ここで作られているのは、食事や大切な人との会話にそっと寄り添うビール「FOC(フォク)」。その名前は、「形が変わる、変わり続ける」という意味の“change form”から生まれた造語。味わいは個性的でありながら決して尖らせすぎず、料理の美味しさやその場の温度感を主役に引き立ててくれます。窓枠をモチーフにした愛らしいラベルには、季節の移ろいや小鳥のさえずりといった日常の愛おしい風景が描かれています。「完成品なんて存在しない」と語る彰洋さん。仕込むたびに少しずつ更新を重ねる味わいは、一口飲むたびに身体へ心地よく染みわたります。
■時間を忘れて、心に余白を。今週末は波音と美味しいビールを味わう「道草」の旅へ
潮の満ち引きを感じながら、時計を気にせず過ごす津屋崎の時間。目的地を決めずにふらりと寄り道する「道草」のように、忙しい日々に追われる心へ心地よい余白を届けてくれます。
いつも頑張っている自分へのご褒美に、大切な人と囲む特別な食卓のお供に。秋の風に誘われて、心ほどける「ミチクサ醸造所」のビールに会いに行ってみてください。
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■ミチクサ醸造所
住所:福岡県福津市津屋崎4-1-13
営業時間:醸造所にて不定期で販売。詳しくは下記Instagramをご参照ください。
Instagram:@michikusa.beer
https://www.instagram.com/michikusa.beer/
Webサイト:
https://michi-kusa.co.jp
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※記載の内容は2026年9月の情報です。営業時間・定休日・記載の内容などは変更している場合がございます。事前にご確認ください。
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【Oasis】
~心の休息地をめぐる旅〜
私が見つけた心の休息地
大切な人との心温まる出会いが
人生をもっと豊かにしてくれる。
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Instagram:@oasiss
https://www.instagram.com/oasiss.jp/
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■ ミチクサ醸造所
住所:福岡県福津市津屋崎4-1-13
Instagram:@michikusa.beer
『ミチクサ醸造所』Webサイト
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