まずは福岡１区からです。

福岡１区は、自民の前職と、前回比例で復活した維新の前職に加え、共産・社民・参政・立憲の新人４人が議席を争います。

続いて福岡２区です。

自民の前職と、比例で復活した立憲の前職の５度目の対決に、参政・無所属・共産・維新の新人が加わります。

福岡市中央区などの都心部が中心の福岡２区は若い世代や人口流動が比較的多く、無党派層の動向が選挙結果に大きく影響するといわれています。

参政党新人の黒石裕子候補は「積極財政というところを強く訴えていきたいと思っております。私たちは国民の方を向いてまずは国民の負担を下げていく減税を、しっかりと行っていくというところを一番に訴えていきたいと思っています。」

立憲民主党前職の稲富修二候補は「有権者には確定申告で納税を強いて、自分たちのグループ内では不法行為としながらも放置をしている。私は、こういう価値観の集団は一刻も早く倒さないといけないと思います。」

自民党前職の鬼木誠候補は「自公・過半数が厳しいという逆風の選挙となりました。裏金に染まっていない議員だからこそ、自民党に再び帰って新しい自民党をつくっていかなければならないその使命感を背負っております。」

無所属新人の沖園理恵候補は「４万人以上の死者、がれきの下には１万人以上の人々が埋もれています。パレスチナの、そしてガザの攻撃を一日も早く止めなければならないと、私は日本政府に訴えています。」

共産党新人の松尾律子候補は「アメリカの言いなりになって、どんどん大軍拡を進める、日本を戦争する国へとつくり変えていく方向に進んでいます。そんなことよりも、日本国民の暮らしを守ることにお金をつくってほしい。」

日本維新の会新人の本司敬宏候補は「減税や社会保障制度の改革、教育無償化などにより家計の負担を減らし、未来の世代へ徹底投資を行い、これからの明るい日本をつくっていきたい」

福岡３区は、自民の前職に、参政・れいわ・維新・共産・立憲の新人５人が挑みます。

同じ自民党から２人が立候補し保守分裂となった福岡４区です。

“裏金問題”をテーマに論戦が続く中、５期目を目指す自民の前職と、前回比例で復活した維新の前職、そして無所属・参政・国民・社民の新人のあわせて６人が議席を争います。

自民党前職の宮内秀樹候補は「この反省にたって、真摯に謙虚に戦っていく多くの有権者の方々と語っていくそのことがもっとも大切だと思います」

無所属新人の吉松源昭候補は「外国人労働者を入れようと入管法が改正になりました。

しかし日本にはいま４２０万人の求職者がいるんです。

この人たちが働けるような環境をつくる、これが当然、政治の仕事です」

日本維新の会前職の阿部弘樹候補は「訳の分からない脱税まがいのお金政治がいいのか恵まれない方々や困っている方々に寄付を行うそういう政治がいいのかみなさんに判断していただきたい」

参政党新人の行平佳弘候補は「奪われる日本の国土と富を守り抜く、失われる日本の食と健康を守り抜く、３つめが壊される日本の教育と国家アイデンティティを守り抜く」

国民民主党新人の許斐亮太郎候補は「私たちの生活を潤す政策が必要です。消費税は５％に引き下げて統一。インボイス廃止する。ガソリン代を値下げ、電気代も下げます。」

社民党新人の宗晶子候補は「５年間で４３兆円の軍事費それを人材育成、子どもたちのため特に介護の人材育成に使い暮らせるだけの安心した報酬を介護従事者に稼いで頂く」続いて、福岡５区から８区です。

前回に続き、立憲の前職の議席獲得を目指して、共産が立候補を見送った福岡５区は、前職に対し、参政・維新・無所属・自民の新人４人が挑む構図です。

久留米市などを含む福岡６区は、自民の前職に、国民・参政・維新・共産の新人が、大牟田市などを含む福岡７区は自民の前職に、共産・立憲の新人が挑みます。

福岡８区では、１５期目を目指す自民の前職に、無所属・共産の新人が挑む形です。

福岡９区は無所属の前職に対し、無所属・参政・共産の新人３人が挑みます。

前回、接戦で野党が勝利したものの、今回は野党共闘が崩れた福岡１０区です。

立憲の前職と、自民・無所属・共産・維新の新人、あわせて５人が議席を争います。

立憲民主党前職の城井崇候補は「本気の政治改革を成し遂げなければならない。政権交代こそ最大の政治改革。裏金や脱税、いつまでもこんなことを子どもたちに見せてはいられません」

自民党新人の吉村悠候補は「命を懸けて、体を張って、この北九州を子どもたちが生まれてよかったと思える地域に孫の代の人たちが、心から愛せるふるさとにしてまいります。」

無所属新人の大石仁人候補は「北九州市民の力なんですよ。北九州市民の魂なんですよ。この北九州市民の熱い魂が、この未来のために、動かないといけないといけない。北九州から日本を変えていけると思う。だから皆様と一緒に戦いたいです」

共産党新人の一ノ瀬小夜子候補は「生活費に回そうか、そう思わなくていまの政治を変えて、お年寄りは前の１割（負担）に返していく。この戦いをすることが先決ではないでしょうか」

日本維新の会新人の福本尭候補は「次世代のためにしっかりと投資を進めてまいります日本に生まれてしっかり子供を産んでこの国でずっと生きていきたい、そういった思いを実行するために現在しっかりとチャレンジを続けている」

福岡１１区は、８期目を目指す自民の前職に、社民・維新の新人が挑みます。

続いて、佐賀１区と２区です。

佐賀１区は、１０期目を目指す立憲の前職と、前回比例で復活した自民の前職の一騎打ちです。

自民党前職の岩田和親候補は「経済経済この佐賀においても経済よくなってきたなこのように実感をして頂くそのような環境をつくっていくのが佐賀出身で副大臣をつとめている私のまず第一の大事な役目である」

立憲民主党の前職原口一博候補は「共感と納得の選挙をするって仰った総理が私たちに何の材料も与えていないんです。全国に、そして全世界に私たちの思いを伝えてそして１０月２７日を日本の誇りの日にしたいんです」

佐賀２区は、立憲の前職と、前回比例で復活した自民の前職、共産・参政の新人が議席を争う構図です。

福岡・佐賀ともに、各選挙区で激戦が予想されます。