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東峰村災害伝承館について

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2019年07月10日

いのちを守る防災ラジオ、KBC防災解説委員の太田祐輔です。
百市なるみです。
毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。
今日のテーマは「東峰村災害伝承館について」です。

2017年の九州豪雨で3人の住民がなくなった朝倉郡東峰村には、
災害の記録と現在の取り組みを伝える災害伝承館という施設があります。

2018年11月にできたこの施設の整備と運営にかかわっている九州大学工学府教授・アジア防災研究センター、センター長の三谷康浩教授にお話を聞いてきました。

Q. 三谷先生が災害伝承館をつくろうと思われたきっかけは?

災害というものは、人は忘れたがるものです。
そうなると、発生した豪雨災害の記録というものがどんどん人の記憶から消えていくことになります。
そういったことを住民の中にきちんとした記憶として残しておきたい。
またこういった災害が起こった東峰村のことを、周辺の自治体や皆さん  
にしっかりと伝えようとおもったことがきっかけです。

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Q設備ですが、実際にあの日なにがおこったのかわかりやすく展示されていますよね。

映像と写真で時間ごとの状況がいろいろわかるようにしていますし、
見学者については役場の人が説明してくれるようになっています。

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Q 壁には村のきめ細かな地図もありますが、あの地図はどういう目的を持って作られたのでしょうか?
  
昨年度、災害が起こった後に地域の皆さんとリスクコミュニケーションというものを開催しました。その中で、自分の家の周辺の危険なエリアであるとか災害が起こったところをきちんと記録して、次の災害に役立たせるための「防災マップ」を作ることにしました。
いわゆる「ハザードマップ」をちょっと進化させて、自分たちのためにより役立つ「防災マップ」です。それをいま伝承館に掲示しています。

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Q普通の住宅も、避難所というか、とりあえず危険を逃れるための場所として、書いてあったりしますよね?

東峰村は、指定避難所といわれるところに逃げられればいいのですが、地理的に逃げられない場合もあります。そういったときに、その場所を活用しようという試みです。まず避難してもらう場所を、一時避難場所という形で、記録しています。


Q.施設では2年前の豪雨災害の様子、いろんな映像データを見ることができますよね。

いろんな方がこの災害で、被害を受けましたし、そこから立ち上がろうとしています。将来子どもたちが映像を見たときに、「あっこういう風に村の皆さんが活動していたのだ」ということを思い浮かべてほしい。
私はどちらかというと、悲惨な風景を見せたいというより、村の皆さんが協力して立ち上がったのだというところをあの映像を通じて伝えられればいいかなと思っています。

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Q.伝承館で教授が一番伝えたいことはどういうことでしょうか

こういう災害というのはどこでも起こるのだということと、
そのあと、彼らがどういう風にして災害から立ち上がっていったのか。
そこをぜひ、わかっていただきたいと思っています。

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Q.見学するには、どういう手続きをすれば?

週末であれば、ホームページを開設していますので、そこから予約をしていただければ、我々が対応いたします。平日は、村の役場の方が対応いただけるかと思いますので、東峰村の方にご連絡ください。

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<スタジオ>
百市さん感想

災害というのは、人は忘れたがるという先生の言葉が、とても印象に残りました。記録をしっかり残して周りの人たちに知ってもらいたい。そのためにもちろんこの場所がありますし、それをつらい記憶で終わらせるのではなく、村の魅力もわかるようにしているのですね。先生のこの土地の未来を作っていくのだなという思いも含めて、この施設の重要性を感じました。

●今日のポイント

今日は「東峰村災害伝承館」をテーマにお話しました。
今日のポイントを太田さんお願いします。

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