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造林と防災について キャニコムの取り組み その2

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2020年11月18日

KBCラジオ「みんなで防災」、KBC防災解説委員の太田祐輔です。
百市なるみです。
毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。
今日のテーマは「造林と防災について キャニコムの取り組み その2」です。
先週に引き続き、うきは市に本社のある農業・林業・建築用の機械を製造販売するキャニコムの森山湧加(もりやまゆか)さんに話を聞きました。

(太田)先週、「造林」と「防災」の関係について話を伺いました。伐採後の林地を放置しておくと、長雨や豪雨で土砂の流出、流木などの災害が起こるということで、造林業の必要性を前回伺いましたが、これまで造林はどのような作業をしてきたのでしょうか?

(森山)造林作業には、木の苗を植える「植栽」、そして苗の育成を邪魔する草を刈る「下刈り」の2つの作業があります。これまではどちらも完全に人力で行っており、とても重労働となっていました。

(太田)そこでキャニコムさんが、造林のための多目的造林機械「山もっとジョージ」を作ったということですが、具体的にどういった機械なのですか?

(森山)「山もっとジョージ」は、切った後の切株を削る伐根処理、下刈、残材の集材そして苗の運搬の4役を1台でこなす、国内で初となる多目的造林機械です。

(太田)手元にパンフレットがあります。機械の前の部分のアタッチメントを変えることでさまざまな作業ができるということですよね。どれくらい作業が改善されるとみられていますか?

(森山)造林作業を機械化するうえで最も支障となっている切株を、直径、高さが30㎝のものであれば90秒で粉砕します。植林から約5年間行う下刈作業で機械の侵入をはばかられることがないため、人力の4倍~8倍というかなりの省力化が図れます。また、操作は直観的に作業できるジョイスティック1本レバーを採用していますので、はじめての方でもすぐに操作ができます。

(太田)ジョイスティックって、なにかゲームみたいですね。

(森山)私でも安全に操作できるようになっています。
車体ベースは傾斜地で実績のある機種の安全機能を踏襲することはもちろんですが、山の傾斜は河川と違い、きれいに整備されていません。
安全性を考えると垂直作業は30度・等高線上の作業は25度を推奨しています。安全のために前後左右の傾斜角の警告ブザーを装備しています。

(太田)山での作業は傾斜があるととても危険なのですが、「ここは危険ですよ」ってしっかり警告してくれるわけですね。 今後、防災の観点でキャニコムが取り組んでいこうと考えていらっしゃることはなにかあるでしょうか?

(森山)弊社の商品は一見すると、防災と直接関係の無いように見えるものばかりかもしれませんが、弊社商品を使用する現場は間接的に「防災」に繋がる箇所が多くあります。今後もそういった維持管理を行うことで結果として「防災」に繋がるものづくりを現場の方々と真摯に行っていこうと思います。

(太田)「造林」を進めることが「防災」にむすびつくということなのですね。

【今日のポイント】

(百市)普段森林がどのように管理されているのか、私はよくわかっていなくて、関心を持ったこともありませんでした。「伐根(ばっこん)」などいろんな作業があって、作業には危険もともなうものもあるのですが、それをフォローする「山もっとジョージ」のような機械もあって、それが「防災」にも結び付くというのは新たな発見でした。

今日のテーマは「造林と防災について キャニコムの取り組み その2」でした。
それでは、太田さん 今日のポイントをお願いします。

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