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津波にどう備えるか その4 九州北部で予想される津波被害

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2021年11月24日

「KBCラジオ みんなで防災!」
KBC解説委員の太田祐輔です。
百市なるみです。

毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。

(百市)11月5日が津波防災の日ということで今月は津波を取り上げてきました。

今日のテーマは「津波にどう備えるか その4 九州北部で予想される津波被害」です。

(太田)以前南海トラフ巨大地震について、この番組で説明しました。

(百市)静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘沖にかけて南海トラフというのがあって、その「南海トラフ」で周期的に発生する大きな地震のことでしたよね。

(太田)その南海トラフでは100年から150年間隔で巨大な地震が発生していて、前回の地震が1946年に発生していて。70年以上たっているので、いつ起こってもおかしくないということでした。

この南海トラフ地震では、巨大な津波が日本列島の太平洋岸を襲うと想定されています。
全国的な被害予想は、沿岸部には最大で30メートルを超える巨大津波が押し寄せるとされています。

最悪の場合、関東から九州にかけての30の都府県で合わせておよそ32万3,000人が死亡し、揺れや火災、津波などで238万棟余りの建物が全壊したり焼失したりすると推計されています。

経済的な被害は国家予算の2倍以上にあたる総額220兆3,000億円に上るとされています。

九州では最大津波高は約17m、最短津波到達時間は14分の宮崎県の死者が4万2,000人、大分県では死者1万7,000人という予想です。
 
(百市)北部九州ではどういう予想になっているのでしょうか?

(太田)福岡県では死者10人、佐賀県では死者0という想定です。

(百市)福岡県ではどのあたりのエリアで被害が想定されているのでしょうか?

(太田)周防灘沿いの自治体では、豊後水道を超えて津波がやってくるという形で南海トラフ地震による津波被害が想定されています。

(百市)どれぐらいの被害でしょうか?

(太田)豊前市のハザードマップによると、南海トラフによる津波については、豊前市では地震発生後196分後に災害で3.2メートルの津波が来ることが想定されています。

3.2メートルは先週お伝えした津波の基準からいうと「巨大な」津波ということになります。単純に海岸沿いに家がある場合は1階が水没するぐらいの津波が発生するというわけです。
到達するのに時間がかかるので、速やかに逃げて、すぐには危ない場所には戻らないようにする必要もあります。

また、九州北部に津波被害をもたらす地震は南海トラフだけではありません。
福岡県が2016年にまとめた資料によりますと、周防灘にある周防灘断層で地震が発生した場合、苅田町で最大で4.0メートルの津波が想定されています。

また、福岡県宗像市沖ノ島(むなかたしおきのしま)付近から朝倉市にかけて分布する活断層帯である西山断層で地震が発生した場合は、宗像市で最大4.3メートルの津波が想定されています。
地震が起こった後の混乱で、どこで地震が起こったかを冷静に判断することは難しいと思います。
地震が発生したら、まず津波が来るかもしれないと考えて、少しでも早く、海岸から遠く高いところに避難することが必要です。

KBCラジオ みんなで防災。今日は「津波にどう備えるか その4 九州北部で予想される津波被害について」をお送りしました。

太田さん来週は

(太田)津波の際の避難行動のポイントについてお送りします。

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